地域治験ネットワークは、各地域にある複数の医療機関が治験実施体制の充実・強化することを目的に構築したネットワークです。
具体的な活動としては、臨床データの一元化、治験審査(倫理)委員会の共同利用、治験中に発生した有害事象への対応、クリニカルリサーチコーディネーターの養成連携等が挙げられ、治験体制の整備による治験推進を図っています。
このような地域治験ネットワークが効率よく活動し、治験の質の向上を図って相互に連携することは、わが国の治験環境を整備するうえで重要なことと考え、地域治験ネットワークに対しては他のネットワークの活動情報の提供、個別の実務支援・助言等を、治験依頼者に対しては地域治験ネットワークの実績・取組みの伝達を実施しています。