岡山市生まれ。悪役人生38年、俳優集団「悪役商会」を主宰する人気俳優。明治時代から東映フライヤーズ(現・日本ハムファイターズ)・ピッチャーを経て東映映画俳優となる。顔は恐いが、広くて温かい人柄が人気。老人ホーム・重症心身障害者などを中心にポランティア活動。「網走番外地」「仁義なき戦い」など、映画全盛期、悪役として活躍。昭和58年、悪役俳優仲間(悪役歴30年〜40年、700回以上殺され、2000人以上殺した極悪達)12人と今までやったことのない仕事を自分達で創っていこうと「悪役商会」を結成。以来、地方に残る芝居小屋で公演を行ったり、ミュージカルに挑戦するなど様々な分野で注目を集める。平成元年からは悪役・脇役の後継者づくりに、劇団養成所を開校するなど、積極的に活動。最近の主な作品に、映画「居酒屋ゆうれい」舞台「エーおせんにキャラメル」は全国5万人動員、テレビ「いいひと」また「まずーい、もう一杯」(セリフは自作)の青汁CMでも有名。映画生誕100年日本映画批評家協会特別賞受賞。“脇こそ主役”“出会いふれあい人の味”“悪役には悪役の華がある”などのテーマで悪役俳優としての話、舞台づくり・町づくりの話、旅の話、またボランティアについてなどの講演は、全国各地で好評を博す。「悪役になろうぜ」「くろい天使」(TBSラジオドラマ化) |