夫の死を乗り越え、明るく、新たな活躍をする女優。東京生まれ。共立学園高校卒業。オペラ歌手を志し、共立学園在学中に、藤原歌劇団研究科に所属する新作座を経て20歳でデビュー。トーンの高いコミカルな声で、TV・ラジオのディスクジョッキーなどで活躍。昭和34年頃からの“奇声ブーム”に乗り脚光を集める。同39年ジャズピアニスト山崎唯氏と結婚後は、「おしどり夫婦」の草分け的存在として、夫婦で料理・育児番組・ワイドショーの司会・ディナーショーなどに出演し、話題を呼ぶ。しかし、同60年夫がガンに罹り、5年間の闘病生活の後、平成2年他界。平成3年より悲しみを振り切って、体験した悲喜こもごもの人生模様を語る新たな活動を開始する。女優・コメンテーター・司会などで幅広く活躍中。世界国際CM賞受賞。“子育てについて”“夫婦・女として妻として”“働く女性”“夫が逝った後の妻の生き方”“老後の暮らし方”など多様なテーマをもつ。ともすれば暗いテーマとして取り上げられがちな、老人問題・福祉・医療・住居問題のあり方など独特の軽いテンポで語る。苦境をも持前の明るさとバイタリティーで乗り越える生き方は、多くの人々から共感を得る。笑いあり、涙ありのトークは万人の心を“元気”づける。 |